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東京五輪開会式 選手団約6000人参加

2021年7月24日 6:13

1年延期された東京オリンピック。開会式が無観客の中で行われ、選手団およそ6000人が参加しました。

23日午後8時すぎ。新型コロナウイルスの影響により1年延期された東京オリンピックの開会式が、異例の無観客の中、スタートしました。

式の序盤には、歌手のMISIAさんによる国歌斉唱。さらにパフォーマーによるタップダンスなどの音色から、オリンピックが目指す多様性と調和が表現されました。

そして、205の国と地域、難民選手団を合わせたおよそ6000人が参加した入場行進。その最後に登場した日本選手団。旗手を務めるバスケットボール男子の八村塁選手と、レスリング女子の須崎優衣選手を先頭に、選手148人が笑顔で行進しました。

その後、行われた選手宣誓では、日本選手団の主将を務める陸上の山縣亮太選手と、副主将・卓球の石川佳純選手らが登場しました。
「スポーツを通じて世界をより良い場所にするために、このオリンピック競技大会に参加することを誓います」

そして開会式はクライマックスを迎えます。今年3月に福島県から始まった聖火リレーの火が、野村忠宏さん、吉田沙保里さんにより運ばれ、さらに、野球界で国民栄誉賞に輝いた長嶋茂雄さん、王貞治さん、松井秀喜さんの3人にわたります。

そして、注目の最終ランナーは大坂なおみ選手でした。1964年以来、57年ぶりに東京・国立競技場に戻ってきた聖火。いま、東京オリンピックに聖火がともされました。

史上最多の33競技、339種目が行われる東京オリンピック。来月8日までの17日間の日程で実施されます。