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各地で天気急変 激しい雷雨で冠水や倒木も

2021年7月12日 23:50
各地で天気急変 激しい雷雨で冠水や倒木も

急な激しい雨の被害が各地で相次いでいます。島根県の一部には大雨警戒レベル5にあたる「緊急安全確保」が一時、出されました。群馬県では、30メートルほどある大木が倒れ、車7台が下敷きになる被害もありました。

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12日夕方、茨城県水戸市では、帰宅時間を突如襲った激しい雷雨。駅へ駆け込む人の姿も見られました。この大雨で市内の道路は冠水。茶色く濁った水の中を車が走っていきました。

ゲリラ雷雨は群馬県前橋市でも。さらに、ひょうとみられる氷の粒に、木を大きく揺らすほどの強風が。

撮影者「急に空が暗くなりはじめて、雨が降ってきたのかなと思っていたら大粒の雨に変わって、台風が近づいているような風の強さ。ひょうのバチバチあたるような音がすごく大きかったので怖かった」

強風による倒木の被害も。消防隊の視線の先にあるのは、高さ30メートル、直径1メートルほどの大木。群馬大学医学部付属病院の駐車場で、職員の車7台が倒れた木の下敷きになりました。けが人は確認されていません。当時、市内では最大瞬間風速22メートルの風が観測されていました。

一方、3日連続で真夏日となった東京都心。東京・杉並区の畑で、農業体験の授業中だった小学3年の児童9人。体調不良を訴え、救急搬送されました。

熱中症の疑いがありましたが症状は軽いということです。また、10日、東京・文京区で住宅の解体工事を行っていた70歳の建設作業員の男性が、熱中症で亡くなっていたことがわかりました。

東京都監察医務院によりますと、熱中症で死亡したのは東京23区内でことし初めてだということです。

各地で、局地的な大雨に見舞われた12日。島根県松江市では、朝から1時間におよそ60ミリの非常に激しい雨が降り、この影響で市内を走る道路は冠水。車が通るたび大きく波打ち、歩くのもひと苦労。スクールバスは立ち往生していました。

スクールバスの運転手「エンジンが止まってしまった。通れると思ったけどでも行けなかった」

濁流と化した川の水が道路へ流れ出る様子も。市内のいたるところで起きた冠水被害。安来市では土砂崩れが。住宅の裏山が十数メートルにわたって崩れ、近くの住宅に一部土砂が流れ込んだといいます。

近所の住民「最初は白い水が流れたけど、今度は赤い土みたいなのが流れ出して、あらおかしいなと。怖いです」

住宅街が冠水した雲南市では、1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降り記録的短時間大雨情報が発表されました。島根県の一部には、一時大雨警戒レベル5の緊急安全確保が出ました。

一時、床上浸水になったホテルでは、大急ぎで水のかき出しが行われていました。

ホテルの社長「(床上浸水は)初めてです。泥が上がっているので後始末が非常に大変」

実は、12日夜は宿泊の予約が。

ホテルの社長「上の宿泊部分は大丈夫ですけど大掃除で大変で」

午後から突如雷雨に見舞われた広島県。激しい雷雨となった庄原市では、午後1時すぎまでの6時間雨量が観測史上1位を記録しました。

秋田県でも。由利本荘市では数メートル先が見えなくなるほどの激しい雨が。市内の飲食店は浸水被害に。

飲食店店主「由利本荘に来て53年くらいになるけど初めて」

飲食店女将「こんなにすぐにだーっと(水が)上がってくると思わなかった。あっという間でした」

(7月12日放送『news zero』より)