×

残る1棟を解体“崩落”原因まだ分からず

2021年7月6日 20:13
残る1棟を解体“崩落”原因まだ分からず

6日午前、大阪市西成区にある崖の上には1棟の家屋が、ありました。土台部分は半分近く崩れてしまっています。現場ではその解体作業の準備が進められていました。

先月25日、ごう音とともに住宅が、崖の下に崩れ落ち、住宅2棟が相次いで倒壊しました。6日、残る1棟の解体作業に向け、近くに住む人に避難がよびかけられ、辺り一帯は立ち入り禁止になりました。

家の3階部分にワイヤを取り付け、機械で引き倒します。重機で土台となる土を少しずつ掘りながらの作業です。そして午後3時すぎ、建物が傾いていき、滑り落ちて完全に壊されました。

家が崩れ落ち、残る1棟が姿を消しました。一方で、崩落事故の原因は、まだ分かっていないということです。