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足立区 モデルナをファイザーと誤って接種

2021年6月28日 23:39

東京・足立区はすでにファイザー製ワクチンを接種していた高齢者に、誤ってモデルナ製ワクチンを接種したと発表しました。

東京・足立区は27日、区役所内の大規模接種会場で、すでにファイザー製ワクチンを接種していた高齢者に、2回目に誤ってモデルナ製ワクチンを接種したことを明らかにしました。

区によりますと、接種を受けた高齢者は今月1日に区内の医療機関でファイザー製のワクチンを接種していて、27日は、区役所近くの医師会館で2回目の接種を受ける予定でしたが、誤って区役所での大規模接種を受けてしまったということです。

会場の受付スタッフや予診に当たった医師の確認が不十分だったということで、区では今後、使用するワクチンの種類や接種回数の確認を徹底するとしています。

接種を受けた高齢者は今のところ副反応もなく、健康状態に問題はないということです。

区は厚生労働省に今後の対応について問い合わせており、回答があり次第、速やかに必要な対応をとるとしています。都内では先週、渋谷区でも異なる種類のワクチンを接種する事例がありました。