イギリス G7会場周辺などで感染者が急増
イギリス南西部コーンウォールで今月開かれたG7(=主要7か国)によるサミットの会場周辺などで新型コロナウイルスの感染が急増しています。
G7サミットは、コーンウォールで今月11日から13日まで開かれましたが、サミットの会場とメディアセンターが置かれたそれぞれのエリアで、17日までの1週間の感染者が前の週と比べ2倍以上に増えました。
この2つのエリアは、コーンウォールの他の地域と比べても突出して感染状況が悪化しています。
サミット期間中は数千人の警察官が警備に当たったほか、抗議デモなども行われ、公共放送BBCは「G7サミットが感染拡大につながった」との専門家の見方を伝えています。
一方で、地元当局はインド型の変異ウイルスの広がりによるもので、「感染拡大とG7サミットを関連づける証拠はない」としています。