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イラン“反米・保守”政権が8年ぶり誕生へ

2021年6月19日 16:45

中東イランで19日、大統領選挙の中間結果が発表され、8年ぶりに反米・保守強硬派の政権が誕生することが確実となりました。

今回の選挙は、国際社会との融和路線をとる、保守穏健派で現職のロウハニ大統領の後継を選ぶためのものです。現政権を支えた有力候補らが事前審査で失格とされる中、反米で保守強硬派のライシ師の優勢が伝えられていました。

イラン国営メディアによりますと内務省が19日、中間発表を行い、開票率およそ90%の段階でライシ師が6割を超える票を獲得し勝利が確実となったということです。

ただ、選択肢が限られたことで有権者の関心は低く、投票率は50%を割り込みました。

保守強硬派の大統領が誕生することで、アメリカとの対立が激しくなることが予想されます。