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クライミング野口 五輪前ラスト国内大会V

2021年6月19日 23:36
クライミング野口 五輪前ラスト国内大会V

19日、スポーツクライミング・コンバインドジャパンカップ決勝(岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場)。ボルダリングとリードの合計点で競われる今大会。予選4位通過の野口啓代選手(32)がボルダリング・リードともに1位で3大会ぶり2度目の優勝を果たしました。

ボルダリングは3課題中2完登。リードは出場選手の中で唯一ゴール直前のホールドまで到達しました。

試合後、野口選手は「今日はボルダリングもリードもすごく集中できていて、自分らしいトライができた。今回は私にとって(五輪前)国内最後の大会。五輪前に優勝して自信をつけたいと思っていたのですごくうれしいです」と試合を振り返りました。

次戦のW杯インスブルック大会出場のため、20日に出国するという野口選手「リードとボルダリング両方とも決勝にいって、すごく良いパフォーマンスをして五輪に弾みをつけたい」と意気込みました。

※東京五輪で実施されるコンバインドはスピードを含めた3種類の総合成績で順位が決まります。

写真:JMSCA/アフロ