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百獣の王・武井壮がフェンシング協会新会長

2021年6月19日 23:33
百獣の王・武井壮がフェンシング協会新会長

19日、日本フェンシング協会は理事会の新体制を発表。2017年から務めていた太田雄貴会長の任期満了に伴い、新会長としてタレントの武井壮さんが就任しました。

武井新会長は最初の所信表明では「新会長の名前にすごく重みを感じている。フェンシングがより多くの人にとって幸福、楽しいものにしていけるような協会作りを進めていきたい」と話しました。

武井壮さんは陸上・十種競技の元日本王者ではありますが、フェンシング経験はありません。選ばれた理由について太田雄貴会長は、「武井さんが選手の頃、十種競技で日本一になっても生活は豊かなにならなかった話を聞いて、今のフェンシング協会との境遇に近いものを感じました。マイナー競技の課題を分かっていて、選手たちを言葉で引っ張ることもできる唯一無二だと思っていたので、オファーさせていただきました」とコメント。

武井新会長は「フェンシングの魅力は掘れば掘るほどありますし、選手たちの技術、知識、言葉、姿の発信する力がまだまだ全然足りていないと思っている。どんどん発信していけるようなフェンシング界を日本でリードしていけるようにしたい」と目標を語りました。