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徳島の海岸に…アカウミガメが上陸・産卵

2021年6月5日 12:44
徳島の海岸に…アカウミガメが上陸・産卵

ウミガメの産卵地として知られる徳島県の海岸に、4日夕方、アカウミガメが上陸し、産卵しました。

アカウミガメが上陸したのは、産卵地として国の天然記念物に指定されている徳島県美波町の大浜海岸です。

日和佐うみがめ博物館によりますと、上陸したのは甲羅の長さ90センチ、幅77センチの大型で、4日午後4時半ごろ、住民が見つけました。

ウミガメは波打ち際から40メートルほど離れた砂浜に穴を掘り、ピンポン玉ほどの大きさの卵を午後5時過ぎから30分あまりかけて産み落とし、海に帰っていきました。

日の入り前の上陸・産卵は数年に一度のこととあって、情報を聞きつけた住民が産卵を見守りました。

住民「テレビでは見たことあったけど、実際に見られてうれしかった」

住民「実際に見たのは初めて。今後こういうの(上陸・産卵)が増えてほしい」