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“接種最速”イスラエルで戻りつつある日常

2021年6月3日 1:45
“接種最速”イスラエルで戻りつつある日常

マスクを外し、歌を楽しむ人々。すでに人口のおよそ6割が2回目のワクチン接種を終え、接種が世界最速レベルといわれるイスラエルの病院です。

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イスラエルの歌手「私たちは常に世界の先をいっている」

イスラエルの医師「イスラエルはコロナに打ち勝った」

イスラエルでは1日から屋内での集会やレストランの人数制限などほとんどの規制が撤廃。規制撤廃を祝い国内の病院でコンサートが開かれました。

今年1月には、1日に1万人を超える感染者が、確認されたイスラエル。しかし、2回目のワクチン接種を終える人が増えた1月下旬からは、感染者数が大幅に減少。今月1日の感染者は、35人にまで減っています。

現地で暮らす日本人は─。
「マーケットです。こんなふうにほとんどの人がマスクをつけずに、開放的なムードになっています」

日常が戻りつつあるという現地での生活。

3月に2回接種を終えた現地在住の日本人
「ワクチンを受けていますっていう証明書を見せる必要もなくなった」
「人としての生活が戻ってきたな、という感じはとてもしました」

インタビュー中も。

3月に2回接種を終えた現地在住の日本人
「あの子たちとか誰も(マスク)つけてない」

国民だけでなく、外国人にも接種が進んでいるというイスラエル。

3月に2回接種を終えた現地在住の日本人
「ワクチンを打って少しでも感染を拡大するのを止めて、今、開放的なムードになってきている」
「座って食事をする。コーヒーを飲む。ただそれだけのことが、1年前はなんとも思わなかったのに、本当にありがたいことなんだなって」

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そして、現在4割近い人が、接種を終えたイギリス。一時、1日あたり1800人を超えていた死者数がついにゼロに。

イギリス保健相
「ワクチンが効果を発揮している」

ワクチンの普及とともに状況が大きく改善しているといいます。

(6月2日放送『news zero』より)。