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東京都 新たに7人がインド型変異株に感染

2021年5月31日 22:02
東京都 新たに7人がインド型変異株に感染

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が、来月1日から再延長される東京都内で、新たに7人が、感染力の強いインド型変異株に感染していたことが分かりました。このうち5人は同居する家族で、家庭内で感染が広がったと見られます。

東京都によりますと、新たにインド型変異株への感染が確認されたのは、20代から50代の男女7人で、国立感染症研究所の解析で判明しました。

このうち20代から50代の男女5人は同居する家族で、50代の父親が南アジアから帰国後に発症し、その後、家庭内で感染が広がったとみられます。

このほか30代の女性2人は、海外渡航歴はなく、市中感染の可能性があります。都内のインド型変異株の感染者は、これで26人となりました。

一方、イギリス型のN501Y変異株に感染していた70代女性の死亡が確認され、都内で変異株に感染した人で死亡したのは43人となりました。

また、都内では新たに260人の感染が確認されました。感染者が300人を下回るのは先月5日以来で、18日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回り、減少傾向が続いています。