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インドなど6か国、接種後に東京五輪へ

2021年5月29日 5:38

新型コロナウイルスの感染拡大で、日本が水際対策を強化しているインドなど6か国が、東京オリンピックに参加する選手団について、ワクチン接種を終えてから来日させることがわかりました。

これはIOC(=国際オリンピック委員会)が28日に公表した声明で明らかにしたものです。

声明によりますと、インドやパキスタンなど南アジアの6か国は、東京大会に参加する選手団について、ワクチン接種を終えてから来日させるということです。

IOCなどによって感染防止のルールがまとめられた「プレーブック」で定めている検査だけでなく、追加の検査も行うとしています。

これについてIOCは、「関係者全員が大会の安全な開催のため、最善を尽くしていることの表れだ」と歓迎しました。

この6か国は、インド型の変異ウイルスの感染拡大を受け、日本政府が今週から水際対策を強化しています。