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大会組織委「病床確保はお願いしていない」

2021年5月14日 0:48

茨城県が東京オリンピック・パラリンピック組織委員会から、新型コロナウイルスに感染した選手らを受け入れる病床の確保の要請を断ったと明らかにしたことに対し、組織委員会は「確保はお願いしていない」と述べました。

12日、茨城県の大井川知事は、県民より選手を優先できないとして、病床確保の要請を断ったことを明らかにしました。

これを受け組織委員会の山下大会運営局長が取材に応じ、「病床の確保料を払って確保してくださいということはしていない」とした上で、「患者の症状で医師が判断する」と述べ、選手が優先されることはないと説明しました。

組織委員会は、都内や競技が行われる都外の会場付近などにおよそ30の病院を確保するよう調整していますが、新型コロナに対応できない病院は5か所以下で、現在、その対応について自治体と相談しているということです。