「電動キックスケーター」規制強化 韓国
電動キックスケーターについて、日本ではヘルメットや運転免許を不要とするルールの緩和が検討されていますが、韓国では事故が多発し、13日から逆に規制が強化されました。
電動キックスケーターの利用には原付きバイク以上の免許が必要となり、ヘルメットの未着用や2人乗りにも罰金が科されるようになりました。
去年12月に、13歳以上であれば免許なしで運転できるよう規制を緩和する法律が施行されたばかりでしたが、5か月あまりで規制が強化されました。
利用者「みんなが使えるものなのに、ヘルメットを持ち歩かなければならないから不便になった」
背景には関連する事故の増加があり、去年、発生した関連の事故は897件と2018年に比べておよそ4倍に増え、10人が死亡しています。
警察は1か月の周知期間を経て、本格的な取り締まりをスタートする方針です。