米特使“気候サミット”中国の参加意義強調
22日からアメリカが主催する気候変動サミットが始まるのを前に、気候変動問題を担当するケリー大統領特使は、サミットに中国が参加する意義を強調しました。
ケリー大統領特使「中国は、今が気候変動ではなく、『気候危機』であると認める共同声明に署名した」「習近平主席はサミットに参加することに同意した」
ケリー特使は21日の講演で、「中国がテーブルにいなければ、気候危機を解決する方法はない」とサミットに中国が参加する意義を強調しました。
その上で、先週、中国を訪問して気候変動問題について協議した際、中国が「2030年までの10年間にも行動が必要であることに初めて同意した」と述べ、気候変動サミットでの習主席の具体的な取り組みの発信に期待感を示しました。