政府に緊急事態宣言を要請する方針を固めている東京都の小池知事は、「できるだけ早く行う必要がある」と述べ、近く宣言の発出を要請する考えを明らかにしました。

小池都知事「緊急事態宣言というこの対策案については、国と協議にできるだけ早く入るようにということで、副知事の方にも指示を行ったところであります。やはりこの状況を見ますと、できるだけ早く行う必要があると」

小池知事は、感染状況の悪化や変異株による感染の急拡大もあり、より強い、緊急事態宣言の発出を近く、政府に要請する考えを明らかにしました。

また、副知事に、宣言に伴う事業者への休業や時短要請の措置内容について、早急に政府と調整するよう指示しました。

都は、大型連休を見据えて、カラオケ店や風俗店など、一部の業種への休業要請を検討していて、飲食店には、引き続き時短営業を要請する考えです。

都は、専門家の意見を聞いた上で、２２日か２３日に、政府に正式に宣言の発出を要請します。