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「聖火リレー」関係車両 先月4件の事故

2021年4月8日 17:20

東京オリンピックの聖火リレーの関係車両が先月、福島県などで4件の車両事故を起こしていたことがわかりました。

大会組織委員会は聖火リレーの関係車両が、グランドスタートの前日の先月24日から27日までの4日間で計4件の軽微な事故を起こしていたことを明らかにしました。

聖火リレーが始まった25日には、福島県いわき市で備品を運搬する車両が一般の店舗の屋根に接触し、軒先が幅20センチ程度にわたり壊れたということです。

また、27日には、須賀川市のコンビニエンスストアの駐車場でランナーを運ぶ車両がバックしたときに、一般車両のフロント部分を損傷させたということです。いずれもけが人はなく、警察に届け出をし、保険会社を通して補償に関する連絡をしていると説明しています。その他、Jヴィレッジの駐車場の車止めを破損するなどの事故があったということです。

大会組織委員会は「リレーの受託会社に厳重注意し、労務管理や安全対策の徹底をお願いした」と話しています。