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台湾産パイナップル 東京で魅力紹介

2021年3月30日 20:09
台湾産パイナップル 東京で魅力紹介

中国からの輸入停止措置を受けた台湾産のパイナップルの魅力を紹介するイベントが30日、東京都内で開かれました。

都内で開かれたこのイベントは、台湾の大使館にあたる「台北駐日経済文化代表処」などが主催したもので、バイヤーやメディア関係者らに台湾産パイナップルの魅力が紹介されたほか、試食会が行われました。

台湾産のパイナップルは97%以上を中国に輸出していて、3月から収穫の時期を迎えますが、中国政府は「パイナップルから害虫が見つかった」として今月1日から輸入を停止しました。

これに対し台湾側は、「検疫の合格率は99.75%で、輸入停止措置は政治的な圧力だ」と主張しています。

30日のイベントでも、「日本のほかにオーストラリアなどにも輸出量を増やしている」「購入額を増やしてほしい」と訴えるなど、中国以外の国々へ販路拡大を図っています。