×

米国目指し移民殺到 広場で“野宿”も

2021年2月27日 17:51

アメリカのバイデン大統領がトランプ政権の政策を転換し、移民を受け入れ始めて1週間。国境沿いの街では、入国を希望する移民が殺到して混乱も起きています。

バイデン政権は、トランプ政権時代にメキシコ側で待機させられていた中南米出身の移民の受け入れを開始しました。移民は、移住のための審理をアメリカ国内に滞在しながら受けられるようになります。

地元メディアによりますと、カリフォルニア州では、毎日25人が入国しているということです。一方、メキシコ側の国境近くの広場には、移民が殺到しています。メキシコに送り返された移民から受け入れの手続きが行われていますが、条件から外れていても入国できるのではないかと待ち続けている人もいます。

ホンジュラス出身「夜はかなり冷え込みます。体の限界まで待とうと思います」

広場で野宿する人たちは増え続けていて、混乱がさらに増す可能性もあります。