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首都圏18日夜の人出…宣言後より上昇増加

2021年2月19日 11:49
首都圏18日夜の人出…宣言後より上昇増加

緊急事態宣言が延長されている首都圏の18日(木)夜の人出は1か月前の宣言後の1月14日(木)と比べて上昇している地点が多く見られました。

18日夜に行われた厚労省の専門家の会議では、夜間の人の流れが上昇している地域があり、感染者の減少の速度が鈍っている可能性があるとの指摘がありました。

携帯電話の位置情報の解析によりますと、首都圏での18日(木)午後9時台の人出をおよそ1か月前の宣言開始後の1月14日(木)と比べると、渋谷駅で1.2倍、新橋駅で1.1倍、横浜駅で1.3倍と夜の人出の増加傾向が顕著となっています。

一方、緊急事態宣言の解除について田村厚生労働大臣は―。

田村厚労相「十分にまず新規感染者の減少というものを達成をしないと、次に向かっていろんな活動を始めると(感染者数は)また大きな波になりますので」

また、変異株の状況も総合的にみた上で「予断をもたずに判断する」と述べ、改めて感染対策の徹底を訴えました。