田中将大 楽天復帰「ワクワク抑えられず」
メジャーリーグ・ヤンキースからFAとなり、古巣・楽天への復帰を果たした田中将大投手。球団初の日本一に輝いた2013年以来となる日本でのプレーに「もう、ワクワクが抑えられていない状態ですね。7年離れていたので成長した姿というものを、お見せすることができたらいい。本気で日本一を取りにいきたい」と、活躍を誓いました。
去年までプレーしたヤンキースでは、日本人初の6年連続2桁勝利をあげるなど、チームの主力として活躍。会見では、「正直な話、やはりヤンキースと再契約をして、まだプレーがしたいという思いはありました」と、胸の内を明かしました。
さらに、メジャー球団からも大きなオファーがあり、悩みぬいたといいますが、「日本の方々の前で投げるということ、そこを上回るというものは最後までなかった」と、日本球界復帰に至った理由を語りました。
そして、東日本大震災から10年という節目で仙台を本拠地とする古巣への復帰に、「自分にとって意味のあるタイミングなんじゃないかと思った。今でも一緒になって頑張りたいという気持ちは変わらずあります。まずは球場のマウンドで、いい姿を見ていただけるように、変わらず努力したい」と、東北のファンへ決意。
また、今年開催予定の東京オリンピックについても言及し「選ばれたなら、もちろん断る理由なんてないですし、出たいと思っています。金メダルを取りたい」と、意欲を見せました。