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病床ひっ迫…神奈川県HOTセンター設置へ

2021年1月19日 0:47
病床ひっ迫…神奈川県HOTセンター設置へ

神奈川県は、自宅や宿泊施設で療養する新型コロナウイルス患者の症状が悪化した場合、酸素吸入などを行う施設を新たに設置する方針を明らかにしました。

神奈川県では、入院せず自宅や宿泊施設で療養するコロナ患者が5000人を超えていますが、自宅などで死亡する事例が問題となっていました。

こうした中、神奈川県は、症状が悪化した療養者に酸素吸入などを行う「神奈川HOTセンター」と呼ばれる施設を新たに設置する方針を明らかにしました。

HOTセンターは医療機関ではありませんが、看護師が常駐し、酸素吸入器を設置するということです。

県内の病床がひっ迫しているため、療養者の搬送先が確定するまでに一時的に受け入れるもので、10日後をめどに運用開始を目指すとしています。