【全国２５日の天気】
西高東低の冬型の気圧配置となりました。上空に寒気が流れ込んできているため、北日本の日本海側や北陸の山沿いでは雪となっていて、これらの地方ではすでに積雪は多くありますが、雪の降るホワイトクリスマスとなっています。

北海道や新潟の山沿いなどでは、２４時間の降雪量が２０センチ～３０センチ程度の大雪になっている所もあり、北日本や北陸では、気温も２４日より大幅に下がったため、寒いクリスマスとなりました。

一方、関東から九州にかけての太平洋側では、多くの所で晴天のクリスマスとなり、寒さの和らいだ所も多くなっています。

＜２５日の最高気温（前日差）＞
＊午後３時まで
札幌１．５℃（平年並み、－６）
仙台９．２℃（１２月上、－５）
新潟８．１℃（平年並み、－５）
東京１４．０℃（１１月下、＋１）
名古屋６．７℃（真冬並み、－２）
大阪１２．２℃（平年並み、＋３）
高知１３．４℃（平年並み、＋４）
福岡１０．７℃（平年並み、－１）

【関東２５日の天気】
朝の冷え込みは弱く、日中も晴れて、総じて比較的暖かなクリスマスとなりました。一方、群馬や栃木の山沿いでは雪の降っている所もあり、すでに多くの雪が積もっていますが、関東では北部の山沿い限定でホワイトクリスマスの所もあります。

＜２５日の最高気温（前日差）＞
＊午後３時まで
東京１４．０℃（１１月下、＋１）
横浜１２．５℃（平年並み、－３）
千葉１３．９℃（１２月上、－１）
前橋１０．９℃（平年並み、－３）
宇都宮１２．６℃（１２月上、＋３）

【全国２６日の天気】
◇西高東低の冬型続く北海道は吹雪く所も

西高東低の冬型が続き、北日本を中心に真冬の寒気が一時的に流れ込みます。このため、北陸以北の日本海側では雪が降り、風の強い北海道では吹雪く所もあるでしょう。北海道では最大瞬間風速３０メートルが予想されていて、警戒が必要です。

一方、関東から九州にかけての太平洋側では乾燥した冬晴れの所が多くなりそうです。

＜２６日の予想最高気温（前日差）＞
札幌－２℃（真冬並み、－３）
仙台６℃（１月上、－３）
新潟７℃（平年並み、－１）
東京１３℃（１２月上、－１）
名古屋１０℃（平年並み、＋３）
大阪１１℃（平年並み、－１）
高知１３℃（平年並み、±０）
福岡１１℃（平年並み、±０）

【関東２６日の天気】
◇乾燥した冬晴れ北部の山沿いは雪

西高東低の冬型が続くため、関東の平野部では乾燥した冬晴れとなる所が多いでしょう。上空の寒気も強まるため、朝の冷え込みや日中の寒さはやや強まりそうです。

＜２６日の最高気温（前日差）＞
東京１３℃（１２月上、－１）
横浜１１℃（平年並み、－１）
千葉１２℃（１２月中、－２）
前橋１２℃（１２月中、＋１）
宇都宮９℃（１月上、－４）
水戸１０℃（平年並み、－２）


■２８日（月）関東甲信内陸で雪の所も

週明けの月曜日は本州の南岸を低気圧や前線が通過し、太平洋側で一時的に雨の降る所が多くなるでしょう。降水のタイミングが主に朝で、気温の下がる山梨や長野では雪やみぞれの予想となっていて、関東でも奥多摩や秩父、前橋、宇都宮などでは、朝の内を中心に、雪やみぞれの可能性があります。

東京都心やさいたまなどでも、わずかに雪が混じる可能性がありますが、ほぼ雨が主体となりそうです。

■年越し寒波に警戒を

３０日頃から日本列島に今季一番の非常に強い寒気が流れ込み、１月２日頃にかけて、日本列島を通過する見込みです。３日は一旦寒気が緩みますが、４日から５日頃にかけて、再び強い寒気が流れ込みそうです。

このため特に年越しのタイミングで日本海側の降雪がかなり強まり、平野部を含めて大雪となるおそれがあります。雪の降り方によっては、先週のドカ雪のような降り方をするおそれもあり、大雪や吹雪による交通障害などに十分な警戒が必要です。