瀬戸内海にある山口県の柱島。現れたのは、しぶきを上げて次々にジャンプするイルカの大群です。

動画を撮影した人「遊漁船をしてまして、お客さんを乗せて釣りに行く途中ですね。見た感じだと２００頭くらいはいたと思います。あんなに多いのは初めてだった」

撮影されたイルカは「ハセイルカ」という種類で、普段は太平洋や東シナ海に生息しているといいます。一体なぜ瀬戸内海に、こんなに大量のイルカがいるのでしょうか。

広島工業大学・上嶋英機客員教授「イワシとかイカの群れを追いかけるらしいんだけど、そういうので入ってきちゃう」

エサを追いかけて外の海からやってきたというイルカたち。瀬戸内海で見られるのは年に３～４回ほどだということです。