１１月２７日の東京株式市場で、日経平均株価は４日連続で上昇、１９９１年４月以来、およそ２９年半ぶりの高値を更新した。

平均株価の終値は、２６日に比べて１０７円４０銭高い、２万６６４４円７１銭。２７日朝の東京市場では、平均株価が連日高値を更新している反動や、利益を確定する目的の売りが優勢で始まった。

その後は、値を下げた銘柄に割安と思う投資家から買い注文が入り、平均株価の上げ幅は、一時、１３５円となった。ただ、外国為替市場で、円相場が１ドル＝１０３円台後半と、２６日に比べて円高に傾いたことで、輸出関連株に売り注文もあるなど、２６日の終値を挟んでもみあう展開が続いた。

東証１部の売買代金は、概算で３兆４０６９億円。東証１部の売買高は、概算で１５億２９５０万株。