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米消費者団体“アマゾン価格つり上げ”指摘

2020年9月11日 12:25

アメリカの消費者団体はインターネット通販大手「アマゾン・ドット・コム」が新型コロナウイルスの感染拡大の中、生活必需品の価格をつり上げていたと指摘しました。

アメリカの消費者団体は9日、「アマゾン・ドット・コム」が新型コロナウイルスの感染拡大後に、アメリカ国内でネット販売した15の生活必需品などの価格を調査した結果を発表しました。

それによりますと、外部事業者だけでなく、アマゾンが直接販売したトイレットペーパーが、あるべき価格の5倍、マスクは10倍になっていたということです。

アマゾンはこれまで、価格の高騰は外部事業者によるものとしてきましたが、報告書ではアマゾンの販売分でもつり上げが行われていたとして、価格設定を改革する必要があるなどとしています。

一方、アマゾン側はNNNの取材に対し、「消費者が入手可能な最善の価格を提供するようシステムが策定されている」などとしています。