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台風10号 各地の被害まとめ(10時)

2020年9月7日 10:36

台風10号による強風の影響などで各地で被害が相次いでいます。

鹿児島県では現在もおよそ20万戸で停電が続いています。県内各地で倒木や、家の屋根や看板が落下する被害が相次いでいて、午前9時半現在、17人のけが人の情報が出ています。

また、宮崎県椎葉村では土砂崩れが発生し住宅などが土砂にのみ込まれ4人と連絡がとれなくなっているということです。宮崎県では、このほか6人がけがをしているということです。

熊本県では避難所に行く途中に風にあおられて転んだり、自宅から外に出た際に転んでけがをするなどして高齢者を中心に8人が軽いけがをしたほか、避難所で体調を崩して病院に搬送された人が複数出ています。

大分県では8つの市や町に避難勧告が出されており、これまでに1人がけがをしています。

長崎県では佐世保市で1人、雲仙市で1人、五島市で4人のあわせて6人が軽いけがをしています。

このほか、山口県で4人、岡山県で1人、徳島県で3人がけがをしています。

一方、交通機関への影響ですが山陽新幹線は広島駅と博多駅との間で終日、運転を取りやめています。また、JR九州では新幹線とすべての在来線で終日、運転を取りやめています。

空の便は全日空と日本航空で九州・沖縄、中国、四国地方を発着する便を中心にあわせて372便の欠航が決まっています。