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韓国LCC 買収計画撤回で破綻必至か

2020年7月23日 15:42

新型コロナウイルスの流行で航空業界に厳しい逆風が吹く中、日本にも就航している韓国のLCC(=格安航空会社)「イースター航空」について、買収の計画が撤回され、破綻が避けられないとの見方が出ています。

「イースター航空」をめぐっては、韓国のLCC最大手「チェジュ航空」が経営権を買収することで両社が合意していましたが、23日、撤回が発表されました。

LCCが乱立する韓国で、両社の買収合併は業界再編の動きとして注目されてきましたが、「チェジュ航空」は撤回の理由について「現状では不確実性があまりにも大きい」としています。

日韓関係の悪化に加え、新型ウイルスの流行で厳しい逆風が吹く中、「イースター航空」はおよそ1600人の従業員への賃金の未払いを抱えるなど、経営が著しく悪化していました。

韓国メディアでは、破綻が避けられないとの見方が浮上しています。