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香港民主活動家「日本などは中国に圧力を」

2020年7月21日 23:35

香港の民主化運動のリーダーの1人である羅冠聡氏が21日、NNNの単独インタビューに応じ、日本や欧米諸国は一致して中国政府に香港での人権侵害をやめるよう圧力をかけるべきだと訴えました。

香港の反政府デモなどを取り締まる「香港国家安全維持法」が施行された後、羅冠聡氏は身の危険を感じたとして香港を離れ、現在、イギリスのロンドンに滞在しています。

香港の民主活動家・羅冠聡氏「香港市民は早朝に何の前触れもなく突然逮捕されることを常に心配している。世界はこの問題をきちんと認識し、中国に対して人権侵害を是正するよう強く働きかけるべきだ。(日本は)アジアの中でリーダーシップを発揮するべきだ」

その上で、延期されている中国の習近平国家主席の日本訪問について、日本政府は中止すべきだと強調。それが「国際社会に対する非常に重要なメッセージになる」と訴えました。