神奈川県横浜市は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、市内の接待を伴う飲食店で従業員全員のＰＣＲ検査を行うなど、クラスター対策を強化すると発表しました。

横浜市・林市長「接待を伴う飲食店に関連して感染拡大がみられます。接待を伴う従業員を対象とした検査を積極的に進めていきます」

横浜市は１６日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、市内の接待を伴う飲食店で従業員に症状が出た場合、専門のクラスター対策チームを派遣し、ＰＣＲ検査を行うと発表しました。

対象となるのは神奈川区、西区、中区にある接待を伴う飲食店およそ８４０店です。１６日から各店舗に事前案内を発送した上で、今後、店の従業員に症状が出た場合、店の協力が得られれば従業員を全員店に集めて一斉にＰＣＲ検査を行うということです。

横浜市では先月以降、２０代から３０代の感染者数が６６％を占めるなど、若者の感染が拡大しています。