熊本61人死亡 6人不明 豪雨から1週間
甚大な被害を出した豪雨災害から1週間、熊本県では61人が死亡し、心肺停止が1人、さらに6人の行方が分かっていません。これまでに住宅375棟以上が全半壊し、県は応急仮設住宅の建設に着手しました。
応急仮設住宅の建設が始まったのは人吉市と山江村です。最初に建設されるのは合わせて40戸で、来月中旬ごろの入居開始を目指しています。
全半壊した住宅は375棟以上にのぼっていて、熊本県は住まいの確保を急いでいます。
降り続く雨のため、人吉市では11日、ボランティアが活動できず、住民たちの疲労はピークに達しています。
熊本県は、12日にかけても大雨のおそれがあり、被災地は緊張が続いています。