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九州北部に「線状降水帯」 厳重な警戒を

2020年7月6日 16:05
九州北部に「線状降水帯」 厳重な警戒を

九州北部では、午後から、発達した雨雲が連なる「線状降水帯」が形成され、猛烈な雨が降っています。気象庁は災害が起きる恐れが高まっているとして記録的短時間大雨情報を発表し、厳重な警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、九州北部では現在、大気の状態が非常に不安定になっていて、発達した積乱雲が連なり、集中豪雨をもたらす「線状降水帯」が発生しています。長崎県大村市付近や東彼杵町付近、また、佐賀県の鹿島市付近と、嬉野市付近でも、1時間におよそ110ミリの災害が起きてしまうほどの猛烈な雨が降り続いています。

気象庁は、数年に一度の大雨になり、災害が起きる恐れが高まっているとして、「記録的短時間大雨情報」を発表し、低い土地への浸水や、土砂災害、川の増水などに厳重に警戒するよう呼びかけています。