鹿児島県では大隅半島を中心に記録的な大雨となり、各地で土砂崩れや浸水被害が出ています。垂水市から中継です。

垂水市の土砂崩れの現場です。警察によりますと、こちらの周辺では複数の土砂崩れや浸水などの被害が出ていることです。

一方、南さつま市では新聞配達をしていた６０代の男性が行方不明で、川に流された恐れがあるとみて恐れがあるとみて調べています。

県内には非常に発達した雨雲が流れ込んでいます。鹿屋市では１時間に１０９．５ミリの観測史上最大の雨を記録しました。また、出水市の高尾野ダムでは貯水率が９０パーセントを超え、午前７時に緊急放流が行われました。

現在、鹿児島県内では鹿屋市など４つの自治体に避難指示が出されています。避難勧告も鹿児島市など１４の市や町に出されています。また、県本土のほとんどの地域に土砂災害警戒情報が出されています。厳重な警戒が必要です。