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雨の季節…鉄道で換気“窓開け”から変更も

2020年6月4日 15:42
雨の季節…鉄道で換気“窓開け”から変更も

新型コロナウイルスの感染防止対策のため、鉄道では窓を開けての走行が定着してきましたが、雨の季節を前に、この方法を変える鉄道会社も出てきました。

東京と神奈川で運行する京急電鉄では、感染対策として行ってきた走行中の窓開け換気を取りやめ、空調を使用した換気に切り替えました。

京急電鉄広報部 関根拓郎さん「梅雨どきになりましたし、これから気温が上がってくるところを考慮いたしまして、機械空調に切り替えさせていただいております」

京急が所有する車両790両では、空調装置で車内の空気が5分から6分程度で入れ替わるということです。

ただ、乗客が降りた後、車庫などでは全てのドアを開けて可能な限り換気を行っています。

緊急事態宣言の解除後、乗客は2割ほど増加していて、京急では、混雑時間帯を避けたオフピーク乗車を呼びかけています。