東京都は２日、新たに３４人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。都は、警戒を呼びかける「東京アラート」を出す方向で調整を進めています。

都内の新たな感染者は２０代から９０代までの男女３４人で、感染者が３０人以上となるのは５月１４日以来です。このうち、今のところ感染経路が分かっていない人は１２人で、このほか、院内感染が起きたとみられる武蔵野中央病院の関係者も含まれているもようです。

また、新たに１人の死亡も確認されました。

感染者が増えていることなどから、都は第二波への警戒を呼びかける「東京アラート」を出す方向で調整を進めていて、２日夜、対策本部会議を開きます。「東京アラート」では、レインボーブリッジと都庁の庁舎を赤くライトアップして、注意を呼びかけます。

一方、感染者が急増している福岡県北九州市では２日、新たに６人の感染が確認されました。北九州市でこの１１日間に確認された感染者は１１９人となりました。