×

看護の日 国民に不安も「思いやりの心」を

2020年5月13日 21:42

看護の日の12日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国民がストレスや不安を抱えていることから日本看護協会の福井トシ子会長は「思いやりの心の大切さ」を呼びかけました。

5月12日の「看護の日」はフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定され、今年はナイチンゲール生誕200周年にあたります。

日本看護協会の福井会長はメッセージを発表し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響に触れ、「国全体が先の見通しのつかない不安から様々なストレスを抱えています」「そんな今だからこそ互いを思いやれる生活ができることがとても大切なことです」と呼びかけました。

日本看護協会では、感染拡大にともなう人手不足を解決しようと、資格保有者で看護職に就いていない人に対し復職を求めています。

医療現場だけでなく、保育所や小中学校、新型コロナウイルス感染症に関する電話相談などでも看護師を必要としていて、都道府県のナースセンターで復職に向けた支援を行っているということです。