都内や観光地では人の姿は少なくなっていますが、千葉のパチンコ店には２日も多くの人が集まっています。

２日午前１０時半ごろの渋谷スクランブル交差点の映像です。横断歩道を渡る人の姿はまばらです。

内閣官房の調査によりますと、１日午後３時時点の渋谷駅の人の流れは感染拡大前と比べて７１．７パーセント減少。前日と比べても５．８パーセント減少しています。普段サーフィンをする人などでにぎわう湘南の江ノ島も、砂浜を歩く人は少なく、泳いでいる人の姿は見られません。

一方、温泉で人気の箱根町は通常のゴールデンウイーク期間とは違って、観光客はほとんど見られませんでした。

地元の旅館従業員「やっぱり人がいないと思います。ちょっと寂しい感じはしますけど、状況が状況なんで」

内閣官房によりますと、１日の箱根湯本駅周辺の人の流れは、去年のゴールデンウイーク期間中の平均と比べ７８．２パーセント減ったということです。全国の観光地を見ると、軽井沢では９割近く減少していますが、熊本城や石垣島などあまり減っていない場所も見られます。

また、千葉県の休業要請に応じず、店名が公表された松戸市のパチンコ店は開店と同時に２日も多くの客が店の中に入っていきました。今後も営業を続けた場合県は、「休業指示」を出すことも検討しています。