政府による緊急事態宣言の延長方針を受け、大阪府は、休業要請などの解除に向け、府独自の基準をつくる方針です。

吉村知事は１日夜、自粛期間の出口をつくる必要があるとして、休業要請や外出の自粛要請を解除するため独自の基準を設ける方針を明らかにしました。

入院患者数やベッドの空き状況などを踏まえ、今月１５日の時点で基準を満たしていれば段階的に解除する考えです。

吉村洋文知事「経済を死なせてしまったら、今度はそれで命を落とす人がいる。医療を保てる範囲で徐々に解除していくことが基本的な思想」

また、大阪府は十三市民病院に続き、大阪市の阪和第二病院を新型コロナウイルスの専門病院にし、軽症の高齢者を中心に受け入れる方針です。