大阪府は、休業要請に応じないパチンコ店に対し３０日、「休業指示」を行う予定でしたが、対象となるすべての店舗が休業したことがわかりました。

大阪府の職員は３０日朝、休業要請に応じないパチンコ店のすべての店舗で休業を確認しました。

府は先週から要請に応じない１０店舗の店名を公表しましたが、その後も７店舗は営業を続けていたことから特別措置法上、最も強い措置で行政処分にあたる休業「指示」を行う方針でした。

休業を知らずに来た客「毎日来ている。（Ｑ：閉まってしまってお気持ちは？）がっかりやね（閉めなくても）ええんちゃうの、別に」

大阪府・吉村知事「さまざまな事情がある中でご協力いただいたことに感謝申しあげたい」

全店舗休業を受け、大阪府は、休業指示を行わないとしています。

一方、兵庫県では、県内のパチンコ店７店舗に改めて休業を要請した上で、店名を公表していますが、神戸市内にあるパチンコ店は、３０日も営業を続けていて、開店直後から、多くの客が訪れていました。

来店客「（店名公表は）全く意味ないです。暇な人は来るでしょ、みんな暇を持て余しているから。店が開いている以上、客は絶対来るから」「ここから感染が広がる不安があるので皆さん家にいて欲しい」

県は今週中にも「休業指示」を行う方針です。