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高濃度の消毒用アルコールでの火災…注意を

2020年4月18日 2:09
高濃度の消毒用アルコールでの火災…注意を

新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、東京消防庁は濃度の高い消毒用アルコールによる火災に注意を呼びかけました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、手指の消毒などのため消毒用アルコールの使用が増加しています。

東京消防庁によりますと、アルコール濃度が60%を超え、火気厳禁の表示がある消毒用アルコールについては、すぐに蒸発して可燃性の蒸気となり、火気に引火しやすく、火災につながるおそれがあるということです。

また、厚生労働省は先週、消毒用のアルコール不足に対応するため、アルコール度数の高い酒の使用を認める通知を出しました。

こうした代用品の酒についても同様の危険性があるとして、東京消防庁は、たばこや調理の火など火気を近づけないよう注意を呼びかけています。