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緊急事態にセクキャバへ 高井議員「除籍」

2020年4月15日 19:33
緊急事態にセクキャバへ 高井議員「除籍」

「私からも心からおわびを申し上げたいと思います」――立憲民主党の福山幹事長が、同じ党に所属する高井崇志議員(50)について謝罪しました。

高井議員は緊急事態宣言が出ている最中、東京・新宿歌舞伎町の風俗店に行っていたことがわかったのです。

「小中高の一斉休校だって、ひとり親の方どうするんだと」(今年2月)――高井議員は官僚出身の政策通とされ、国会では新型コロナウイルスへの対応を巡り安倍首相を質していました。

高井議員が“セクキャバ”と呼ばれる風俗店を利用したのは今月9日。政府が緊急事態宣言を出した、わずか2日後のことでした。

風俗店を利用した日、高井議員がツイッターに投稿したのは…。

「ロックダウンの必要性を訴えています」
「『夜の外出自粛』では済まないと思います」

国民には“夜の外出自粛”以上の対策が必要だと呼びかけておきながら、自身は夜の街に出向き風俗店を利用していたのです。

14日は国会で質問に立っていた高井議員ですが、問題が報じられてからは取材に応じていません。

福山幹事長「昨日(14日)ですが私宛てに離党届が出てまいりました」

高井議員は事実関係を認め、離党届を提出。その際、「軽率な行動をとったことに心からおわびを申し上げます」と述べたといいます。

15日午後、立憲民主党の枝野代表はツイッターで「国会議員としての自覚を欠き、議員辞職に値する無責任な行動であったと」と述べました。

立憲民主党は高井議員の離党届を受理せず、最も重い「除籍」とする処分を発表しました。