助産師２人の新型コロナウイルスへの感染が確認されている埼玉県の蕨市立病院で、１４日、この病院で出産した３０代の母親と生まれたばかりの男の赤ちゃんの感染が確認されました。

埼玉県は１４日、戸田市に住む３０代母親と、生まれたばかりの男の赤ちゃんが新型コロナウイルスへ感染していたことが確認されたと発表しました。母親は軽症で、男の赤ちゃんには症状はないということです。

母親は男の子の出産のために、蕨市立病院に入院していましたが、この病院では、これまでに助産師２人の感染が確認されています。埼玉県では、この助産師２人と親子の接触があったかどうかなど院内感染の可能性もあるとみて感染ルートを調べています。

埼玉県での新生児の感染確認は初めてで、１４日は、この親子２人を含めて新たに２２人の感染が県内で確認されました。また、２人が死亡したということです。