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中国 北海道教育大教授の拘束を認める

2020年3月26日 22:05

去年、中国を訪れてから音信不通になっている北海道教育大学の中国人の教授について中国外務省は、スパイ容疑で中国当局の取り調べを受けていることを明らかにした。

中国外務省の報道官は26日の会見で、北海道教育大学の袁克勤教授が、スパイ容疑で中国政府の国家安全部門から取り調べを受けていることを明らかにした。

袁教授は去年5月、中国に一時帰国した直後から連絡が取れなくなっていたが、中国当局による拘束を初めて認めた。

容疑の具体的な内容は不明だが、報道官は「袁教授が犯罪事実を認め、証拠もある」と述べている。