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韓国“電話BOX型”ウイルス検査法を導入

2020年3月18日 13:59

新型コロナウイルスの検査を積極的に進める韓国で、ドライブスルー型に続き、効率的に検体を採取する新たな方法が導入され、注目されている。

ソウル市内の病院では、ウイルス検査のための検体採取を透明な壁で隔てた部屋の中で行っている。医師と患者が直接触れることがなく、飛まつ感染のリスクもないため、医師は防護服なしで作業できるという。

また、市内の別の病院では屋外に公衆電話ボックスのようなブースが多数つくられ、同じように非接触で検体採取が行われている。検査の後、消毒する場所を限定できるというメリットもあり、これまでのおよそ10倍の効率で検査を行えるという。

韓国は、およそ70か所でドライブスルー型の検査を運用するなど積極的にウイルス検査を進めていて、検査件数は18日までに29万5000件を超えている。