コスト・工期が半分の新ホームドア JR東
JR東日本は、これまでよりコストや工期を半分程度におさえた新しいタイプのホームドアの運用を始めた。
29日、JR京浜東北線・蕨駅で運用が始まった「スマートホームドア」は、つくりがシンプルなため、従来のホームドアに比べて圧迫感がない。
JR東日本によると、従来のものと強度や機能は変わらず、重さを4割ほど軽くしたため、ホームの補強工事が少なくてすみ、コストや工期をおさえられるという。
JR東日本・大宮支社 榊原正文設備部長「山手線に設置しているものと比較いたしまして、およそ半分ぐらいの費用で整備することができました」
蕨駅では3年前、視覚障害者の男性がホームから転落して死亡していて、ホームドアの設置が急がれていた。
来年度末には京浜東北線の与野駅にもスマートホームドアが設置される予定。