１９７０年代半ばから１９８０年代前半にかけて活躍した男性アイドルグループ「ずうとるび」が９日、３８年ぶりとなる復活ライブを神奈川・東名厚木健康センターで行った。

山田たかお（６３）、新井康弘（６３）、江藤博利（６１）、今村良樹（６２）、池田義彦（６１）の５人で、代表曲「みかん色の恋」などを熱唱。
メンバーが「ずうとるび、復活〜！」と声をそろえると、会場は祝福ムードで包まれた。
　
ライブ終了後、５人で報道陣の取材にも対応。
リーダーの山田は「みんなが元気になる歌を歌おうと一生懸命やって、ホントに良かったと思います。今日のショーを見た人は、喜んで泣いて帰ってくれたから、やっぱり感動しましたね」と笑顔を見せた。

山田は、日本テレビ系演芸番組「笑点」の座布団運びでおなじみ。
復活ライブについて、「笑点」メンバーの反応を聞かれると「いやぁ。これが、新聞とかニュースで流れたら『えっ！？』って驚くんじゃないですか。僕は３６年間、座布団を運んでいるけど、本当は歌手なんですよ。スーパーアイドル！」と鼻高々だった。

今後の活動について、江藤が「内々では１年間やろうというのはあるんです。呼んでくれるところとかがあれば、全国にも行ってみたい」と語ると、山田は「この５人で新曲を出して、絶対２度目の紅白（出場）！」と宣言。
すると、江藤は「そこまで話はしていないです」と笑いながらツッコミを入れた。