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韓国「史上最悪の未解決事件」男が殺人自白

2019年10月2日 21:14

韓国でおよそ30年前に女性が相次いで殺害された「史上最悪の未解決事件」について、有力容疑者として浮上した服役中の男が14件の殺人を自白した。

韓国の警察当局は2日、1986年から91年にかけてソウル郊外の華城で起きた連続殺人事件に関連し、33年ぶりに有力な容疑者として浮上したイ・チュンジェ服役囚(56)が14件の殺人を自白したと明らかにした。ほかにも強姦など30件以上の性犯罪を自供したという。

華城事件については2006年に時効が成立しているが、94年に妻の妹を殺害した罪で服役していたイ服役囚と、現場から採取されていたDNA型が一致したことが先月に判明。

当初、イ服役囚は関与を否定していたが、把握されていた事件以外についても自白を始めたということで、警察が裏付けを進めている。