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再び吹き荒れた強風…住民ら対応 鋸南町

2019年9月24日 12:13
再び吹き荒れた強風…住民ら対応 鋸南町

台風15号の影響で大きな被害を受けた千葉県鋸南町では、23日に再び吹き荒れた強風のため、住民らが24日朝から対応に追われている。

鋸南町では23日、温帯低気圧の影響で強い風が吹き荒れ、一番近い館山の観測所では、最大瞬間風速17.9メートルを観測した。屋根に取り付けてあるブルーシートや土のうが外れた家屋も見られた。

鋸南町の住民「工務店とボランティアの人がやってくれたんだけど、はがれちゃった。あの風じゃね、壊れちゃった見事に」

23日、強風のため中断したガレキの撤去作業も24日朝に再開し、作業員らが手作業で分別を行っていた。

千葉県内で被害を受けた家屋は1万2000軒を超えていて、鋸南町役場によると、職員だけでは家屋の被害状況の把握に手がまわらず、他県から派遣された職員が一軒一軒まわり、確認作業を急いでいるという。