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参院選あす投票日 各党党首らが最後の訴え

2019年7月20日 19:30
参院選あす投票日 各党党首らが最後の訴え

参議院選挙は、いよいよ21日が投開票日。選挙戦最終日となった20日、各党の党首らは全国各地で支持を訴えた。

自民党・安倍総裁「この選挙、年金が大きなテーマです。野党の皆さんは財源も示さない。あるいはまた具体的な提案もしない。不安ばっかりあおっている。残念です。しっかりと財源を確保して(生活が)厳しい方々に政治の光を当てています」

公明党・山口代表「これからの時代、政治を安定させて、しっかりやるべきことをやっていく。そして国民の皆様の声が届く政治を実現していく。そのために公明党の『小さな声を聴く力』、これを生かす。そういう政治を進めていかなければならないと思います」

立憲民主党・枝野代表「老後の不安を抱えているのは、高齢者の皆さんだけではない。我々のような世代も若い皆さんも、本当に年金大丈夫なのか、年金は不安だ、そう思っている皆さんの暮らしの声に寄り添わせるためには、ぜひ私たちに力を与えていただきたいんです、皆さん」

国民民主党・玉木代表「7人に1人の子どもが貧困、5人に1人の高齢者が貧困。そして15歳から39歳の若い人の死因の1位が自殺。何かおかしい。今の政治全体の責任なんですよ、だから風穴をあけましょう」

共産党・志位委員長「自衛隊を憲法に書き込むっていう。何のためにそんなことをやるのか。アメリカを守るために自衛隊が血を流して戦う。ここに憲法9条を変える本当の狙いがあるということが、はっきりしたということを申し上げたいし、こんな道は断じて許すなの審判を下そうじゃありませんか」

日本維新の会・松井代表「いま人口が減少するのに、増税の負担をお願いするのに、みなさん今回、自民党は参議院議員を6人増やしました。そんなことはちょっとおかしいんじゃないの。そういう政党を残しといてもらいたい、日本に」

社民党・吉川幹事長「消費税増税は、この地方経済をまさに直撃をする。地方の経済をさらに低迷させる。そうした悪政であります。私ども社民党は、この消費税増税についても中止を(求めていく)」

今回の参議院選挙は選挙後の定数245議席のうち124議席をめぐって争われる。参議院選挙は、21日が投開票日。