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「ラーほー」山梨県笛吹市の新名物になるか

2019年4月24日 15:35
「ラーほー」山梨県笛吹市の新名物になるか

山梨県の郷土料理「ほうとう」を進化させた新しいソウルフードが、笛吹市で広がりつつある。ラーメンとほうとうをかけあわせた料理の名は「ラーほー」。新名物となるのだろうか?

山梨県の笛吹市が開発した麺料理“ラーほー”。野菜と一緒に太い平打ち麺を煮込む。山梨の郷土料理“ほうとう”とラーメンをかけあわせた料理だ。

ほうとうよりも手軽に食べることができ、煮込み時間も短くて済むことから、笛吹市内を中心に新ご当地グルメとして広がりを見せている。豚骨しょうゆ味やたんたん麺風などバラエティーも豊かだ。

市内のとんかつ店“ほさか”ののれんをくぐると“ラーほー”のメニューがある。炒めた野菜をたっぷりのせたタンメン風のラーほーだ。使っているのはほうとう麺。山梨県のほうとう麺を使えば、レシピは店の自由というのが“ラーほー”のルールだ。企画したのは笛吹市の山下市長だ。

山下市長「笛吹市には、ご当地グルメのようなものがなかった。旗をふるのが一番最初、行政でもいいじゃないかと」

フードコーディネイターの西本淑子さんが考案したベトナム料理フォーのほうとう、しょうゆ味の海鮮五目焼きほうとう、クリーミーなほうとうカルボナーラ、オーブンで焼き上げたほうとうラザニア、そして“ラーメン風ほうとう”。この5つのなかから選ばれた。

去年夏に登場した際は12店舗での提供だったが、市外も含め26店まで拡大した。鶏ガラスープが自慢の“めんやなないろ”では…

店主「だんだんと広まってきた。徐々に人気が出ている」

山下市長「正直言って期待以上。この地域風の“ラーほー”が、各地に広がっていってくれたら」

【the SOCIAL viewより】